毎日のお仕事お疲れ様です。
オーディオファイルの早川です。

新型のシエンタにDSP内臓アンプとスピーカーの取り付けを
ご依頼いただきました。

新型のシエンタカッコいいですね。旧型のシエンタも好きですが、
新型はデザインも今風になり、特に車内の機能が充実して本当によくできたコンパクトカーになりました。4人家族でしたら荷物を積んでどこでも行けますね。(笑)
店頭のデモボードで色々なスピーカーを試聴していただき、
最終的に決定して頂いたのがcarrozzeria「TS-V173S」を選んで頂きました。
「TS-V173S」はcarrozzeriaのハイエンド機「RSシリーズ」の技術を継承したスピーカーです。
同じ価格帯のスピーカーで考えるとコストパフォーマンスは最高です。(笑)
今回お客様からのご指定をいただき、DSP内臓アンプはBeat-Sonicの「TOON X」を
ご注文頂きました。こちらの商品は純正のディスプレイオーディオにカプラーオンで
接続ができ、車種専用の音調整データがあるのでお手軽に音質アップが図れます。

今回はスピーカーを交換してしまう為、音調整は当店にて行いました。
純正ディスプレイオーディオよりも曇りが取れた感じの音になり、電源もデッキ裏から取れるとなると
商品としてはこちらもコストパフォーマンスは良いですね。(笑)

Aピラーにツイーターの埋込角度を調整していきます。

「TS-V173S」はツイーターに台座が付いているためダッシュボードに置くことも可能ですが、
音質やこれから長くお車を乗る事を考えるとAピラーに埋込作成した方が
満足度は高いですよね。
特にコンパクトカーなどの天井が高いお車はツイーターの位置は影響しますからね。
まだダッシュボードに取り付けている方はぜひご相談ください。(笑)

角度が決まったら、成形して乾かしのり付けです
こう見ても純正のスピーカーを取り外したピラーと言われても分からないレベルですね。(笑)
生地を貼っている間にスピーカーのエージングを行います。
エージング後に音調整を行うのと、エージングをしないで音調整をするのとで
納車後に大きく変化します。少しでも良い状態でお客様に納車したいですからね。
DSP内臓アンプは助手席足元の発泡スチロールを「TOON X」のサイズにカットして
助手席に人が乗っても邪魔にならないように設置します。

カットした発泡スチロールはそのままお客様に返却いたしますので、お車をもし売却する場合は
もとに戻す事も可能です。

今回ドアトリムのデッドニングも追加でご注文頂きました。
スピーカーの背面から出た音を室内に入れないようにするためには
行った方が良いオプションですよね。(笑)
スピーカーにサウンドプルーフィングウェーブをしっかり付けてさらにドアトリム内部に
音を漏らさないようにしていきます。
最後にAピラーを元に戻して音調整をして無事に納車です。

純正の音とは比べ物にならないぐらい、良い音になりました。
デッドニングの効果でしっかりと低音も出て、長時間聴いていても聴き疲れを
しないサウンドです。

この度はありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。