ホームオーディオは左右スピーカーの真ん中に座って聞くことができるため
音のバランスが自分で取ることができます。

しかしカーオーディオは各スピーカーがバラバラの位置に付いていることにより
耳に届くまでの時間がほんのコンマ数秒遅れて聴こえてしまいます。
これが車の中で音楽を聴くときに音が悪く聴こえてしまう一つの原因になります。

デジタルプロセッサーはスピーカーから出た”野放し状態”のバラバラの音を補正します。

adjustment_img01 

補正前はそれぞれのスピーカーから耳に届くタイミングも音量もバラバラ。
50000分の1秒単位でスピーカーの音が出るタイミングを整え、10分の1dB(デシベル)単位で音圧を合わせこみます。
さらにスピーカーはそれぞれ再生に適した範囲が違います、再生帯域(クロスポイント)を決め再生特性(スロープ)を変更します。

今回ご紹介させていただくデジタルプロセッサーは初めはカーナビの音調整機能を使っていた方や
DSP内臓アンプで鳴らしていたけど、もっと音を良くしたいという方がアップグレードされる事が多い商品です。