ニュースでご覧になった方も多いと思いますが昨年10月に旭化成が、先月にはルネサスエレクトニクスがそれぞれ工場火災に見舞われました。

元々半導体不足でした。
電気自動車の生産数が増加となり、5Gのインフラ等で使われ、テレワークによってパソコンの需要が増えてと半導体を必要とする企業間での争奪戦状態です。

そんな中におきた大手2社の出荷停止。
さまざまな電気製品が生産できなくなっております。

そもそも半導体って何なのか気になりませんか?

電気の通し易さが「導体」と「絶縁体」の中間にあり、
条件状況次第で、導体にも絶縁体にもなり得る物質の総称を言います。

みんなが取り合ってる半導体とは半導体集積回路の事をさします。
ICチップといわれるあれのことです。

ICとはトランジスタやコンデンサ、抵抗などを一つの回路に集めた(集積した)ものです。

さらにICを集積したものをLSIと呼びます。上記のICが1000個以上収まってるものです。

つまり電気製品の小型化に必要不可欠な重要な部品なんです。

僕たちの業界ではナビゲーションやセキュリティが大打撃を受けています。

商品を必要としている方へ届けられないジレンマ。
安定供給される日が一日も早く来ることを切に願います。

 

 

さてさて先日納車したお車のご紹介を。
カローラツーリングです。
こちらのオーナー100系のカローラ―ワゴンに21年乗り続け満を持しての乗り換えです。

スピーカーにはBLAMのS165.100A/MGを選んで頂きました。
先代のお車ではcarrozzeriaの初代RSスピーカーを使っていただいておりましたがさすがに19年物を使うのも心配なので新調です。

組み合わせるアンプはsinfoni quartorigo(シンフォニークワトロリゴ)です。
舌を噛みそうな名前なのでシンフォニーと呼ばせてもらいます。
省略する場合はクワトロリゴが正しいようなのですが日本に入ってきた初期からシンフォニーという呼び名でした。
ちなみにRockford Fosgate(ロックフォードフォズゲート)も日本ではロックフォードと呼ばれていますが海外ではフォズゲートと呼ばれるのが一般的なようです。

運転席側にHeritage two(ヘリテージ ツー)AB級の2chモデルです。
これでドアウーハーを鳴らします。

助手席側にはPrecision one(プレシジョン ワン)A級のの2chモデルです。ツィーターを鳴らします。
DSPは2世代前のフラッグシップモデルHELIX DSP PROです。

サブウーハーはDIATONE SW-G50です。
箱は1ft³(28ℓ)のシールドです。
最終的に後ろ向きに置いたほうが音が良かったです。

サブウーハーを鳴らすアンプはcarrozzeria PRS-D800です。

再生機は当初純正のディスプレーオーディオで勝負しようと思っておりました。

ところがこのディスプレイオーディオがなかなかの低音質なのです…。
これだけの機材を使わせていただいても困ってしまう音しか出ませんでした。

かつての純正オーディオは良くはなくとも悪くなかったのですが、最近の純正オーディオはエフェクター頼りの音作りに走ったようです。

音の上流となる再生機で音を加工されてしまっては、最終段のスピーカーはどう頑張ってもニュートラルな音を出すことはできません。

幸いにもこれまで乗っていた車に新型サイバーナビがついていましたので入れ替える事にします。

という訳でつけるためにはインパネも切っちゃいます(笑)。

切ったり貼ったりして完成です。

画面が小さいのはご愛嬌という事で(笑)。

BLAMのスピーカーが本領発揮できました。
sinfoniのアンプのおかげで艶やかな高域、力強い低域が再生されるようになりました。

再生機って重要ですねー!