carrozzeriaから新製品が発表されました。

その中でもサブウーハーをクローズアップしてみます。 

Pioneerと表記されているのは世界中で発売されているグローバルモデルだからなんです。
carrozzeriaは日本国内のみで利用されているブランドです。

carrozzeriaってクリアだけど線の細い音という印象を持たれている方も少なくないかもしれませんがさにあらず。
北米で開催された音圧コンテストで優勝したこともある程、低音でもブリブリいわしてるメーカーなんですよ(笑)。

マグネットも大きく、耐入力も大きく、能率も高くてスペックだけ見てもワクワクしてくる商品です。

そんなチャンピオンシリーズの30㎝サブウーハーを搭載したデモカーのお手伝いをさせていただいたのでご紹介したいと思います。

デモカーはこちらのランクルプラドです。
SNSを使って世界に発信されるデモカーでもあるので日本っぽく歌舞伎の隈取を意識したデザインになっているそうです。

フロントスピーカー、リアスピーカーは国内未発売のグローバルモデルなので割愛しますね。

カーゴスペースに積んだサブウーハーが今回の目玉となります。

バスレフで作りました!
それもパイオニアさんの指定より太く長く(笑)。

内側の箱の製作途中です。
箱は中で分割されており、容積は1個60ℓぐらいです。

ウーハーがつく面です。
これからレザーを貼って仕上げるので、万が一にもひびがが入らないようにFRPを1層貼ってポリパテで整えました。

外側の箱です。
箱が大きいので板が薄く見えますがこれでも21㎜厚です。

ウーハーの内箱と外箱を合体させるとここがポートとなります。
なのでここもレザー貼りです。

合体させるとこうなります。

スピーカーの周波数ごとの抵抗値をグラフ化することによってウーハーボックスの素性がわかります。
ポートのチューニング周波数は44Hzぐらいですね。

リアゲートにつけたロゴの製作途中です。
看板屋さんになった気分でした(笑)。

で、光らせるとこうなります。

音も録画されていますが伝わりにくいと思います。
実際の音は1個3万円のウーハーを1個2万円ちょっとのアンプで鳴らしているとは思えないようなド迫力な音です。

実車が10月31日開催のサウンドミートイン東日本で見れます。

ぜひ見て聴いてこの商品のすばらしさを感じていただけると、デモカー制作に携わった者としては職人冥利につきます。