先日テレビで『聴力』の特集をしていて興味深い内容だったのでご紹介したいと思います。

聴力検査をしたことがある方はご存知かと思いますが、いくつかの周波数(ピーとかプーとかの音ね。)の音をヘッドホン等を通して聞き、確認できたところでボタンを押す。このような検査によって聞こえている音の特性が分ります。

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特定の周波数だけ聞こえにくい場合や高域にかけて少しずつ聞こえなくなっている場合などこの検査によって明確にわかるようになります。

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学生時代に隣の席の友達と話しをしていながら少し離れたところにいる”意中の人”の会話が気になって聞き耳を立てた経験ってありませんか?
不思議なことに聞こえますよね。なぜそのようなことが可能かというと耳から入った音を必要な音と不要な音を分けて必要な音だけ脳に送っているのです。

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聴きたい音を取捨選択する機能は『聴覚ネットワーク』と言います。
これは音にまつわる全てに関係している脳内の神経ネットワークの事です。

 

音を聴き分けるこの能力は訓練することによって鍛える事ができるそうです。

 

テレビで紹介されていた方は83歳にして音叉の最終調整をしていました。

ダウンロード

その方は見本と聴き比べて金属部分を少しずつ削って誤差を無くしていくんだそうです。
その誤差なんと0.05ヘルツ!

そんなすごい耳の持ち主でも先程の聴力検査をしたら平均的な80歳の聴力だったとの事。

長年音を聴き分け続けてきたので『聴覚ネットワーク』が鍛えられ、聴力以上の判別能力があるんだそうです。

偉そうなことをいう訳ではございませんが僕らはこの『聴覚ネットワーク』がいつのまにか鍛えられていて、それによって微妙な時間差(タイムアライメント)の調整ができたり、イコライザーやネットワークの調整ができたんだなぁと改めて感じました。

どちらかというと『老人性難聴』に軸足を置いた番組構成でしたが日曜の朝から敬服する番組でした。

番組のアーカイブはこちらから

 

さてS660のご紹介です。

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珍しいハードトップのS660です。

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これまた珍しい純正オプションセパレートスピーカー装着車です。

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こちらに手の中に納まってしまうコンパクトサイズのDSPアンプM-5DSPを付けます。

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純正オーディオ裏からスピーカーラインをもらって

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アンプは助手席の足元へ納めます。

マルチ接続して『聴覚ネットワーク』を駆使してそれぞれのスピーカーの鳴りたい領域を決めて、レベルを合わせタイムアライメントを整えてー、いい音にーなりました!

ハードトップ良いです、外来ノイズがグッと減ります。
より一層オーディオの音も楽しめますね!!