アメリカを代表するカーオーディオブランドの一つMTXオーディオから画期的なスピーカーが発売となりました。
なにが画期的かというと手軽に3wayシステムが組めることです!
6cmの小口径ミッドレンジとツィーターを一体化させたポッドタイプのスピーカーシステムです。
アングルアジャスター付きの台座を装備したこのスピーカーシステムは、ダッシュボードの両サイドやピラーなど、あらゆるスペースへのスムーズな取り付けが可能。しかもユニットの上部に配置されたツィーターは、ミッドレンジの中央を支点に最大270度の角度まで回転させることができるため、目前に広がる広大なステージや理想的な音場をよりスマートに確立することができます。
ここで3Wayをおさらいしましょう。
1種類のスピーカーでは低域から高域までを完全に再生することが難しく、大きさの異なるいくつかのスピーカーを組み合わせて可聴帯域全体を再生しようとする方法が標準です。
スピーカーは口径が大きいほど低音域が得意となり、小さくなるほど高音が得意となるため、人間の可聴帯域の音をいくつかに分割し、それぞれの帯域を得意とするスピーカーに音を出させることで、スムースな音楽再生を行う行為を「マルチスピーカーシステム」と呼びます。
一般的な方法はドアスピーカーにほとんどの音を受け持たせ、それが出しきれない高音をツイーターで補う方式を2Wayと呼びます。
2wayの弱点は分割振動によって明瞭な音が再現しにくいことです。分割振動のお話をすると長くなるのでここでは割愛しますが他にも問題があります。
高域を再生するツィーターとつながる音域をドアから再生するのが難しいのです。
スピーカーが丸見えになるような取付け(アウターバッフル)にして音の通りを良くしたり、スピーカーがをこちらを向くようにと角度をつけたり試行錯誤するのですがなかなかうまくいきません。
2WAyシステムのミッドバスとツイーターの中間にミッドレンジ(スコーカー)と呼ばれるミッドバスよりも小さなユニットを入れて3つの音に分ける方法を「3Way」と言います。
3Wayにすると中高域の再生はミッドレンジが主になるのでミッドバスの音抜け問題は多少緩和されます。つまり誤解を恐れずに言うならばインナーバッフルでもかなりいい音になっちゃいます。
これまでコストがかかることで敬遠されていた3Wayですがこのスピーカーシステムのおかげで身近な存在となりました!!
2Wayシステムを付けるご予算で3Wayが設置可能となります。
気になるお値段ですが取り付け費込の115,200円(税込)です。
99setに16,200円の追加ですね。
※99setと同じく一部車種や取付方法によって価格は変わります。
●仕様:16.5cm 3Wayコンポーネントスピーカーシステム
●最大入力:200W
●定格入力:100W
●周波数特性:44Hz~25kHz
●能率:93dB
他にも上位機種のIP863やエントリーモデルのIP463などがあります。
単品モデルのIP432を使い既存スピーカーとの組み合わせもお薦めです。
3Wayは付けただけでは良い音はしません。
DSPできっちり制御してはじめて本来の音がします。
必ずしかるべきシステムと共に構築してください。
お薦めプラン
audison(オーディソン) AP8.9bit + MTX IP663 取付費込通常価格266,400円(税込)のところ
取付費込250,000円(税込)でお取付致します!
※2016年8月31日受注分まで。
※一部車種や取付方法によって価格は変わります。
audison(オーディソン) AP8.9bit
●最大出力 (4Ω)35W × 8
● 寸法 幅191mm × 奥行131mm ×高 34mm
●クロスオーバー 20-20kHz 68テップ
●タイムディレイ 0.02mm/secステップ(7mmステップ)
●イコライザー ・10バンドパラメトリックEQ
●入力 オプティカルSPDIF96kHz24bit
ご用命お待ちしております!
お手軽に付けるだけではなく本体に色をつけてPOPな仕上げにするのもいいですね♪