今年はオートサロンに出展する車の製作も無く、創業以来最長のお休みを頂きました。
休みの間は子供たちと遊んでばっかりの充実した毎日を送っておりましたが最終日は同じカーオーディオセンターの『尾林ファクトリー』さんで終わる気配の無い(笑)オートサロン出展車両製作のお手伝い。
そんな休日を経て新年のお仕事を再開させました!

新年一発目のお仕事はこちらのゼロクラウン!

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幾多のシステムアップを重ねとうとうサブウーハーの変更です。
これまではノーマルのサブウーハーをビーウィズのアンプでドライブ。
変更にあたっての条件はフリーエアーで鳴ることが最優先。
あえて箱を作らずにトランク全体を大きなウーハーボックスとして活用します。

通常のウーハーボックスでは閉じ込められた空気がバネの作用をして、スピーカーの動きをコントロールします。このためタイトでダンピングのいい、締まった低音を再生するのが特徴です。
ただし、小さな箱の場合、空気バネの力がありすぎてある程度パワーをかけないと成立しないシステムでもあります。
大きな箱の場合(フリーエア)は小音量時でも存在感のある低音が再現できます。
但し、サブウーハーを大きな箱でならしてしまうと空気バネが無い(弱い)のでスピーカー(振動板)が動きすぎてしまいます。その結果ひずんだ音になってしまいますし最悪の場合スピーカーが壊れてしまいます。

現在販売されている車載サブウーハーのほとんどが小さな箱で鳴らすことを前提に開発されているのでフリーエアーで鳴らすことのできるサブウーハーはありませんでした。ダイヤトーンのサブウーハーでSW-G50が発売されるまでは。

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いかに正確な音を再生できるかは、音楽信号に忠実に押すから引くの動きに移行する、つまり振動板をしっかりと止めることが大切でボックス内の空気のバネが重要となってきます。

ところが、ダイヤトーンSW-G50は、軽い振動系を超強力な電磁制動力で制御してしまおうという考え方。だから振動板の重量や、空気のサスペンションなどおかまいなし!ボックスの容量に関係無く、安定した性能を発揮します。

セダンでサブウーハーを付けるために最も適したサブウーハーだと思います。

 

まずはサブウーハーを設置するリアトレイ周りの制振からスタート、バッフルを作ってリアトレイを加工していきます。

ノーマルの状態
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加工後
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と、いう訳で完成です!(途中の写真は作業に没頭して写真を撮り忘れました・・・。)
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いやーいい音になりました!
低音の音色もいいのですが中低域から高音ににかけて全ての帯域に影響があって骨太で芯がしっかりした音に変身しました。
やっぱり低音がいいと音楽が楽しくなります。

パワードサブウーハーでいいなんて言わず低音補強してみませんか?