先日、最後の『カーオーディオマガジン』が刊行となりました。

いちおう休刊という扱いですが、紙媒体の文化が薄れてしまっている昨今の事情を考えると今後定期的に刊行される可能性は低いんでしょうね。

25年の長きにわたり業界を盛り上げてくれた『カーオーディオマガジン』に感謝でいっぱいです。
最終号の表紙の写真はコンテストに参加された皆様の素晴らしい笑顔で結ばれているのもウルっときました。

時代の流れとはいえ寂しいです…。

そんな時代の流れに身を任せて今日も粛々とスピーカー交換しています。
本日ご紹介のお車は三菱自動車の軽トラックでミニキャブです。

プレーヤーはすでに生産完了となって久しいcarrozzeriaのDEH-970です。
過去の記事と重なってしまいますが普及価格で高音質で再生メディアが豊富と抜群の再生機でした。
DINサイズ(カーオーディオで使われるサイズの工業規格)のオーディオ機材ががつけられない車が増えているので、生産完了となってしまったのもこれまた時代の流れというやつですね。

スピーカー部はコストを抑えるべく商品代金、取付工賃と総合的に考えてcarrozzeriaのBOXスピーカーTS-X180を選択。

30年前のカーオーディオってこの手のBOXスピーカーが主流でみんなリアトレイにつけていました。

今でも販売し続けてくているパイオニアさんって素晴らしい会社です。


スピーカーのコストを抑えてまで、どうしてもつけたかったアンプは運転席の後ろへ。
選んだアンプはPHASSのAP2.5n。

20年ほど前に低価格、省スペースで一世を風靡したモデルの後継機です。

厚みがあって優しい音を奏でます。

お仕事でバリバリ使う軽トラですが乗ってる時間が多いならいい音で聴きましょうよ!と、言うことで始まった今回のご依頼。
厳しい(笑)予算制限とお仕事で使っている以上作業時間にも制限がありましたが出てきた音は満足いく音となりました。

さて話は変わり、TickTockやInstagramでよく耳にしていたこの曲を最近ヘビロテで聴いてます。
ボーカルが変わっていたので『水曜日のカンパネラ』とは気づきませんでした(笑)。