オーディオで使用する電力の消費が走行可能距離の減少に直結する電気自動車ではむやみなオーディオシステムは付けられません。
消費電力が極端に少ないクラリオンのFDS(Full Digital Sound)は電気自動車の為にあると言っても過言ではないと思います。
そんな電気自動車であるリーフにクラリオンのFDSを付けました。
ドアスピーカーはインナーバッフルで取付。
スピーカーの取付け部は開口が小さくて音の抜けが悪そうだったので切除!
GTRで使われている”アルコア”というメーカーのアルミかと思うほどかたくて難儀しましたがなんとかクリア!
ツィーターはAピラーへビス止め。
ダッシュボードの上よりも反射が少ないしステージが高く表現できるしやっぱりツィーターはAピラーですな。
でも角度にちょっと不満が残るのでパテで造作したい・・・。
システムはサブウーハーなしのフロント2wayのみ。
さてさて音はどうでしょう。
ドアの強度のおかげで芯のある低域が出てきます。元々このスピーカーのもつ俊敏さと相まって心地よいサウンドです。
エンジンがかからないという静寂さのおかげでとてもクリア。 クリアって言葉が安っぽく感じるほどクリアでオーディオ用語でいうところの最上級の透明度トランスペアレンス(transparence)と言っていい程。
我慢できなくなって自分の車にも付けちゃいました!
リーフほど静寂では無くざわざわしてますが(笑)、FDSらしい立ち上がりの良い音は垣間見えると思います。
こちらはいつでもお聴きいただけます。
それにしてもデジタルスピーカー大いなる可能性を秘めたユニットです。